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第21回アジア獣医師会連合(FAVA)大会に参加しました。

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   福岡市において11月11日(金)~13日(日)の会期で第21回アジア獣医師会連合(FAVA)大会が開催されました。
 私は11日の午後診を終え新幹線にて博多入りし屋台を満喫した後、12日から2日間参加しましたが、そのスケールの大きさに只々圧倒されるばかりでした。
・まず博多駅の広告塔が「FAVA」一色
・市内各所に「FAVA」のポスター
・市民が普通に「FAVA」を口にする
 アジア大会とはいえ、一獣医師大会がなぜここまで周知認知されているのか不思議でしたが、福岡県獣医師会長「福岡県におけるワンヘルスの取り組みと期待」のご講演にてその理由が解りました。
   過去、福岡県“One Health”国際フォーラム2021を拝聴しその中で、「県民へのワンヘルス周知にどのようなことが必要か」との質問に対し
日本医師会名誉会長:子供たち含め若い世代に理解してもらうことが重要である。
日本獣医師会長:ワンヘルスを広めるには民間団体を育てていく必要がある。
と教育の重要性について述べられましたが、
   それを福岡県全体が一体で取り組んだ成果、2年足らずで福岡県民のワンヘルスに対する認知度が40%超までになったとのこと、県民の2人に1人がワンヘルスを知っている、、驚きです。
 当日は福岡県の高校生が流暢な英語でワンヘルスの実践に関する発表があったことも驚きであり、すでに広く教育が行き渡っていることを実感しました。
   振り返って自身の周りを見つめ直すと果たしてどうなのか・・、当院においても獣医師会作成募金箱や院内ポスターでワンヘルスを啓蒙するも各論(人と動物の共通感染症や薬剤耐性菌問題)についてであり、環境問題も含めた総合的アプローチが不備であることを痛感させられた次第です。
 
ワンヘルス; 動物と人の健康はひとつ それは地球の願い とありますが
・病原体や耐性菌のない安全安心な農畜産物の提供による食育と地産地消
・愛玩動物による人への生きがいへの貢献による人と動物の共生社会づくり
・環境保護による野生生物を含めた自然環境バランスの維持(新たな感染症の抑制)
これらはすべて獣医師の関わる使命であり、私ども獣医師はそれを伝え理解してもらう使命もあります。
 
当院もこれまで以上に改めて実践せねばと心に誓った3日間でした。
(宇部ラーメンも美味いが長浜ラーメンも最高な3日間でした。)
 
2022年11月15日 10:39

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